ケン・アダチ著「存在しなかった敵、日系カナダ人の歴史」

1959年、全カナダ日系人協会は日系カナ ダ人の通史の必要性を認識し、二世でトロン ト・スター新聞の文系評論を担当していたケ ン・アダチに通史の執筆を依頼しました。通史はそ の後、紆余曲折を経て、1976年に『The Enemy That Never Was』として出版され ました。 『存在しなかった敵、日系カナダ人の歴史』 は第1章の日本の鎖国時代から始ま り、第二次世界大戦前中の日系カナダ人の 差別の経験を経て、1970年代初頭の日系 カナダ人社会の記述で終了します。日系カナ ダ人の歴史、特にカナダ生まれの二世の経 験したこと、考えたこと、感じたことが生き 生きと描写されています。 日系カナダ史の入門書としてお勧めします。

日本語訳だけですが、エドモントン日本文化協会のウェブサイトに掲載されていますのでご覧ください。

日本語訳を読む >>  Ken Adachi – Enemy.pdf (ejca.org)
ケン・アダチ著『存在しなかった敵、日系カナ ダ人の歴史』、大木崇翻訳

Ken Adachi – The Enemy That Never Was

 

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