全カナダ日系人協会全国理事会は、ツケンルプ・テ・セクウェペンムク・ファースト・ネーション領土にあり、1978年まで運営されていたカムループス・カナダ先住民寄宿舎学校から家に帰ることのできないまま死亡した215名の児童を忘れません。私たちは215名のお子さんを亡くされた遺族、寄宿舎学校の生存者とその家族、そして他にも寄宿舎学校からお子さんが戻ることのなかった家族のお気持ちを察しいたします。「真実と和解委員会」はカナダ全国の先住民寄宿舎学校で亡くなった児童は3,000人にのぼると報告しています。亡くなった児童の多くは墓碑もないまま埋葬されました。最後の寄宿舎学校が閉鎖されたのは1996年でした。
NAJCは「カナダ和解連盟」と「先住民寄宿舎学校生存者の会」からの招待を受諾して、「真実を探し、死者を悼み、責任を明らかにする」旅に参加することにしました。この旅に参加中はオレンジ色の衣服をつけて、皆との連帯を表明します。6月21日のカナダ先住民の日は、私たちがカナダ先住民の人たちとの連帯を表明出来る日です。皆様にカナダ先住民への支援をお願いします。
「意味のある行動を起こしてください。カナダ人はカナダ先住民との和解をしっかりと受け止め、先住民の歴史を学び、「真実と和解委員会」の行動計画を実践しなければなりません。」とNAJC会長ロリン・オイカワは述べています。
寄宿舎学校の経験でトラウマを持つ人のために、寄宿舎学校緊急電話サービス1-866-925-4419が24時間設けられてあります。