NAJC会長のメッセージ、2020年10月

ロリン・オイカワ

もうすぐ感謝祭ですね。カボチャのパイなど感謝祭の食事は楽しみですが、感謝祭はそれだけではありません。私達がお世話になっている人たちに感謝をする特別な日です。COVID-19パンデミックの今年は、特に感謝する人たちがたくさんいます。

この機会をお借りして、NAJC全国理事会(NEB)は常日頃、NAJCの活動を支援してくださる皆様、NAJCの会員団体、個人会員、ボランティア、そしてカナダ中の日系カナダ人組織に感謝いたします。COVID-19パンデミックの環境下でNAJCはどのように活動を続けていけるか、皆で考えてきました。例えば、2020年の年次総会は10月2日にオンラインで開きました。昨年は年次総会を初めてオンラインで開きました。その経験を今年のオンライン年次総会に活かすことが出来ました。

日系カナダ人団体の活動の総てをオンラインで行うことは出来ません。そのため資金集めの活動ができなくなったり、数や規模を縮小したところも多いでしょう。多くのシニアやボランティアがCOVID-19 の予防のために家に居て、日系カナダ人団体の活動に出てきません。それでも日系カナダ人団体を維持するためにはボランティアが必要です。COVID-19の予防を万全にしてボランティア活動ができる方は、どうぞそれぞれのコミュニティーの日系カナダ人団体の活動を支援してください。

NAJC自身も全国理事会と委員会に参加してくださるボランティアが必要です。NEBの任期は二年です。10月2日の年次総会でこれから二年の理事が決まりました。まずは過去二年の理事を終了した人たちに感謝いたします。副会長で人権委員会議長のケイコ・ミキ、セクレタリーでコミュニティ開発委員会議長のエイコ・エビー、青年指導者委員会議長のアレックス・ミキ、メンバーシップ委員会議長のキヨシ・デンボウ、NAJC定款および決議委員会議長のブライアン・トムリンソン(2020年2月に辞任)の皆様です。彼らは理事会のメンバーとして多くの時間をかけ、様々な委員会の議長としての責任を持っていましたし、他のNAJCの新規事業に係わってきました。大変な苦労の中にも笑いを共有してきました。彼らの貢献に対して私は私個人としての感謝をさせていただきたいと存じます。

そして新しい理事会の顔ぶれは次のとおりです。私、ロリン・オイカワが会長を継続します。リン・ドイチャー・コバヤシが副会長兼人権委員会議長、レス・コジマがトレジャラーを継続します。マリカ・オマツが新しい理事、スーザン・タバタが理事を継続します。またステファン・濱出が青年指導者委員会の議長に指名されました。セクレタリーと理事一名がまだ欠員です。新しい理事会はこの欠員二名を補充するための人材を探していきます。

理事会はパートタイムでNAJC事務局に勤務する専務理事のケビン・オカベとNAJC全国事務長のカリーナ・ウエハラと一緒にNAJCを運営しています。NAJCの活動を支えるために幾つもの委員会があり、NAJC加盟団体の献身的なボランティアが委員会の活動を支えています。

全国理事会に参加することは、NAJCへの2年間のコミットメントであり、自己利益を脇に置き、敬意を持って話し合い、組織とコミュニティの繁栄を望んでいるという共通の目標のために協力します。私たちは、NAJCを持続可能な未来に向けて導き、使命を前進させるためのリソースを確保する受託者として、ひたむきな目的を持っている必要があります。私たちは、カナダ全土の会員組織や日系カナダ人コミュニティとの関わりを継続していきます。私たちの仕事はまた、包摂と人権擁護に関する仕事を続けるにつれて、より広いコミュニティを巻き込むでしょう。

現在、NAJCはブリティッシュ・コロンビア州補償交渉活動を一時停止しています。9月末にブリティッシュ・コロンビア州は州議会の選挙を決定して、現在選挙運動中です。ブリティッシュ・コロンビア州政府との対話は選挙後に再開します。尚、この補償問題のNAJCの立場についての最新の情報についてはNAJCウェブサイトの http://najc.ca/online-programs/ を御覧ください。今月は、認知症の人々とその家族に対して新型コロナの大流行が及ぼした影響について英語と日本語によるセッションがもたれます。また、NAJCの芸術・文化・教育委員会は,10月24日午後1時(パシフィック時間)に初演されるケンジ・ダイクによるBitter Sweet Trailという映画を後援します。てん菜農園に関するこの映画の情報と今後のオンラインセッションについても

NAJCウェブサイトの http://najc.ca/online-programs/ を御覧ください。

10月1日は「世界高齢者の日」の30周年です。今年は高齢者の健康維持を支援している人たちへの感謝を強調します。高齢者の介護には女性が大きな役割をはたしていますが、その功績が十分に理解され、金銭的にも保証されているとはいえません。

10月10日は「世界メンタルヘルスの日」です。今年のテーマは「おもいやり」です。

みんなで社会的な汚辱に終止符を打つために啓発、教育活動を続けましょう。今年はCOVID-19パンデミックでストレスの多い生活を強いられています。このよう時こそおもいやりと良好なメンタルヘルスによって私たちの福祉の体制を作っていきましょう。

10月16日は「世界食糧の日」です。今年はCOVI-19パンデミックで最も影響を受ける人たちの食糧問題をテーマにしています。気候変動、経済変動に左右されず、世界中で皆が健康によい食料を購入できるほどの収入を得られる食料需給制度が必要です。この記念日は10月17日の「世界貧困撲滅の日」とも関連しています。

10月18日はカナダの「人の日」です。この不思議な名前の記念日は、1929年10月18日にカナダ最高裁判所が法律用語の「人」は女性を含むと正式に決定した記念日です。この決定により政府の仕事に女性が就く機会を増やしましたが、日系カナダ人やカナダ先住民にはまだ制度的な障害や人種差別が続いていて、日系カナダ人が選挙権を獲得したのは1949年でした。中国系カナダ人、インド系カナダ人は二年前の1947年に選挙権を獲得していたにもかかかわらずです。カナダ先住民は1960年に選挙権を獲得しました。イニュイットは1950年に選挙権を獲得しましたが、イニュイットのコミュニティーに投票箱が設置されたのは1962年になってからです。メティスは選挙権を持っていましたが、年齢と財産の所有の条件を満たさないと投票出来ませんでした。

皆様COVID-19に注意をして、周囲の人をおもいやって生活していきましょう。全国理事会は皆様のご健康を祈ります。NAJC電子メールニュースの申込みは http://najc.ca/subscribe/  からできます。NAJCのオンライン会合についてアイデアをお持ちの方は電子メール, email national@najc.ca   でNAJC事務局までおしらせください。

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